Cache系ツールの使い分け

キャッシュ問題は「保存されない」「再検証されない」「層ごとに挙動が違う」の3系統に分けると解決が早くなります。

最初に選ぶべきツール(症状ベース)

ツール役割マップ

実務フロー(推奨)

  1. 1) 症状を固定し、最初の1ツールで入口を決める
  2. 2) Response Analyzer または Diagnostic でヘッダー根拠を取る
  3. 3) CDN差分があれば Mismatch へ進み、配信層を分離して確認する
  4. 4) 最後に Cache-Control 方針を Overview/Inspect で整理して再発防止する

調査時に必ず採取するヘッダー

リソース種別ごとの方針

比較対象ツール

よくある誤り

修正後の再確認ポイント

運用ランブック(障害時)

  1. まず「壊れている層」を特定(ブラウザ/CDN/オリジン)
  2. 一時回避が必要ならHTMLだけ短TTL化して影響縮小
  3. 恒久対策はURLバージョニングとvalidator整備で実施
  4. 再発防止としてヘッダー差分監視を定例化

FAQ

最初に使う1本が分からない時は?
症状が「更新反映遅延」なら Troubleshooting、「304不発」なら Diagnostic、「層差分」なら Mismatch から始めてください。
Cache-Control Inspect と Overview の違いは?
Inspect は個別レスポンスの解釈、Overview は方針設計とディレクティブ整理に向いています。

参照仕様

site_map ルールに基づいて、次に確認すべきページを表示しています。

  1. Cache Not Working Troubleshooting — キャッシュが効かない症状をヘッダーから段階的に切り分け
  2. HTTP Cache Mismatch — キャッシュ不一致の原因候補を特定
  3. Cache Response Analyzer — レスポンスヘッダーからキャッシュ可否を判定
  4. Cache Diagnostic — キャッシュ関連ヘッダーを横断診断
  5. キャッシュ制御まとめ — Cache-Control/Pragma/Expires の使い分けを整理
  6. Cache-Control Inspect — Cache-Control ディレクティブを分解・解釈