Cache Key Inspect

「同じURLなのにキャッシュ挙動が違う」時に、どのヘッダーやクエリがキー分岐を作っているかを可視化します。

状態

ブラウザ内で処理します。入力はサーバーへ送信しません。キー分岐の一次調査に使えます。

使い方

URLとヘッダーを貼り付けて「解析」。ベースキー・Vary次元・注意点をまとめて表示します。

注意(このツール)

  • 実際のCDNキー正規化はベンダー設定に依存します。

このページについて

何をするツール?

Request URL・Request/Response headers を入力すると、ベースキー(method+URL)と Vary による追加次元を推定します。

キー爆発を起こしやすいクエリ・ヘッダー構成も警告します。

使いどころ

  • CDNだけ HIT 率が低い理由を調べたい
  • Vary 設定の不足/過剰を確認したい
  • クエリパラメータがキー分岐を増やしていないか確認したい

キー構成の見方

  • ベースキー: method + scheme + host + path + query
  • 追加次元: Vary で指定された request header
  • 同一URLでも Vary 差分で別オブジェクトになる

このツールでできること

  • Cache key 候補の可視化(ベース + Vary)
  • Vary:* や分岐過多の警告
  • Content-Encoding / Content-Language と Vary の整合チェック

切り分け手順(おすすめ)

  • Request URL と request/response headers を貼り付ける
  • Vary 次元で missing 値がないか確認する
  • Vary Inspect / Cache Response Analyzer で方針全体を再確認する

注意(運用)

  • 実際のキャッシュキーは CDN 実装に依存します。本ツールは RFC ベースの推定です。
  • Cookie, Authorization, custom VCL/Lua などは別途ベンダー仕様を確認してください。

参照仕様

  • RFC 9111(HTTP Caching)
  • RFC 9110(Vary)

FAQ

Vary:* は使ってもよいですか?

通常は避けるべきです。共有キャッシュで再利用しづらくなり、ヒット率が大きく低下します。

クエリ文字列は常にキーに含まれますか?

多くの実装で含まれますが、CDN設定で正規化や除外が可能です。運用設定を必ず確認してください。

参考リンク

  1. RFC 9111(HTTP Caching)
  2. RFC 9110(Vary)
  3. MDN: Vary

site_map ルールに基づいて、次に確認すべきページを表示しています。

  1. Vary Inspect — Vary を解析してキャッシュ分岐条件を可視化
  2. Cache Response Analyzer — レスポンスヘッダーからキャッシュ可否を判定
  3. HTTP Cache Mismatch — キャッシュ不一致の原因候補を特定
  4. Cache Diagnostic — キャッシュ関連ヘッダーを横断診断
  5. Cache-Control Inspect — Cache-Control ディレクティブを分解・解釈
  6. キャッシュ制御まとめ — Cache-Control/Pragma/Expires の使い分けを整理
  7. Cache Not Working Troubleshooting — キャッシュが効かない症状をヘッダーから段階的に切り分け
  8. Pragma Cache Inspect — Pragma を解析して旧キャッシュ制御を確認

キャッシュ制御

Cache-Control/Expires/Age を横断して配信ポリシーを診断

Example

URL: https://cdn.example.com/api/items?lang=ja&v=1
Vary: Accept-Encoding, Accept-Language