CORS Error Troubleshooting
CORSエラーの文面とヘッダーをブラウザ内で照合し、どこでブロックされたかを段階的に特定します。入力はサーバーへ送信しません。
状態
ブラウザ内で処理します。入力はサーバーへ送信しません。エラー文とヘッダーを一緒に貼ると精度が上がります。
使い方
コンソールエラー文(CORS policy...)と Request/Response ヘッダーを貼り付け、「切り分け」を押します。空行区切りで貼っても、そのまま連結貼りでも解析できます。
注意(このツール)
- この診断は一次切り分けです。最終確認はブラウザのNetworkタブで OPTIONS と本リクエストを比較してください。
- Authorization や Cookie 等の機密値は伏せ字化して貼り付けてください。
このページについて
何をするツール?
Chrome/Edge/Firefox のコンソールに出る CORS エラー文と、Request/Response ヘッダーを突き合わせて、失敗原因を候補化します。
「preflightが通っていないのか」「Originが不一致なのか」「credentialsと*の組み合わせミスか」を短時間で切り分けるための症状起点ハブです。
よくある症状
- No 'Access-Control-Allow-Origin' header が出る
- preflight request doesn't pass access control check
- Request header field ... is not allowed by Access-Control-Allow-Headers
- The value of Access-Control-Allow-Origin must not be * when credentials flag is true
- Redirect is not allowed for a preflight request / CORS request did not succeed
切り分け手順(おすすめ)
- コンソールエラー全文と Request/Response ヘッダーを貼り付ける
- Diagnosis セクションで「BLOCKED要因」を先に確認する
- Preflight 条件(Method/Headers/Status)を確認する
- Origin / Allow-Origin / Credentials / Vary を照合する
- 関連ツールで個別値を深掘りする
CORSではない可能性
- DNS/TLS/証明書エラーや mixed content(httpsページからhttp呼び出し)
- APIゲートウェイ/WAF/CDNで OPTIONS が遮断されている
- サーバー間通信(バックエンド-to-バックエンド)はブラウザCORS制約の対象外
推奨(実務)
- credentials を使う時は Access-Control-Allow-Origin を具体的Originで返す(*禁止)
- Originを動的返却するなら Vary: Origin を付与する
- preflight用 OPTIONS ルートを用意し、2xx + 必要な Allow-* を返す
- Authorization 等を使う場合は Access-Control-Allow-Headers を明示する
関連ツール
- CORS Diagnostic
- CORS Response Inspect
- Origin Allowlist Check
- Host/Authority/Origin Inspect
- Request Headers Parser
- Response Headers Parser
このツールでできること
- CORSエラー文とヘッダーの突き合わせ診断
- preflight失敗(Method/Header/Status)候補の抽出
- Origin不一致・credentials設定ミス・Vary不足の検出
- 次に確認すべき項目と関連ツールへの導線提示
注意(運用)
- 実際の判定はブラウザ実装差分の影響を受けます。複数ブラウザで再現確認してください。
- この診断は貼り付けた情報に依存します。Networkタブで実際のOPTIONS/本リクエスト両方を取得してください。
- 機密トークンは伏せ字化して貼り付ける運用を推奨します。
参照仕様
- Fetch Standard(CORS protocol)
- RFC 6454(The Web Origin Concept)
- MDN: CORS / CORS errors
- Private Network Access(PNA)
FAQ
preflightが失敗しているかはどう見分けますか?
Access-Control-Request-Method/Headers があり、OPTIONS応答が2xxでない・Allow-*不足・エラーメッセージにpreflight表現がある場合は preflight 失敗の可能性が高いです。
Access-Control-Allow-Origin: * は常に危険ですか?
公開API等では成立する場合がありますが、credentials併用時は仕様上無効です。認証付きエンドポイントでは具体的Origin返却が基本です。
サーバー側では成功しているのにブラウザだけ失敗するのはなぜ?
CORSはブラウザのセキュリティ制約です。バックエンド-to-バックエンド通信には通常適用されず、ブラウザ経由時のみブロックされます。
参考リンク
症状別ケーススタディ(このページ向け)
ブラウザの具体的なエラーメッセージを起点に、設定ミスを短時間で切り分ける用途です。
- "No Access-Control-Allow-Origin" 系は応答経路でヘッダー欠落を疑う
- "preflight did not succeed" は OPTIONS ルート/認可設定を確認する
- "credentials" 系は Allow-Origin と Allow-Credentials の組み合わせを確認する
実装時チェックリスト(このページ向け)
- エラーメッセージごとの一次対応手順を運用手順書に持つ
- API gateway と app server の両方で OPTIONS を通す
- CORSエラー発生時に request-id でサーバーログ追跡可能にする
- 修正後は実ブラウザで同一シナリオを再テストする
次に見る(診断順)
site_map ルールに基づいて、次に確認すべきページを表示しています。
- CORS Diagnostic — Origin と Allow-* を照合してCORS判定を診断
- CORS Response Inspect — Access-Control-Allow-* を解析してCORS応答を点検
- Origin Allowlist Check — Origin と許可リストの一致を判定
- Host/Authority/Origin Inspect — Host/:authority/Origin/Referer を照合して不整合を確認
- CORS Checklist — CORS設定の確認項目を手順化
- CORS preflight失敗時の診断手順 — OPTIONS応答、Allow-*、Origin条件を順に確認して preflight 失敗を解消する
- CORS系ツールの使い分け — preflight失敗・Origin不一致・credentials競合を症状から切り分ける
同テーマの導線
CORS
Origin と Allow-* を比較して CORS 許可判定を点検
- CORS Diagnostic — Origin と Allow-* を照合してCORS判定を診断
- CORS Checklist — CORS設定の確認項目を手順化
- CORS Response Inspect — Access-Control-Allow-* を解析してCORS応答を点検
- Origin Allowlist Check — Origin と許可リストの一致を判定
- Host/Authority/Origin Inspect — Host/:authority/Origin/Referer を照合して不整合を確認