Location Inspect
HTTPヘッダー/経路情報をブラウザ内で整理・診断します。入力はサーバーへ送信しません。観測差分の一次切り分けに使えます。
状態
ブラウザ内で処理します。入力はサーバーへ送信しません。まずはここで一次切り分けしてください。
使い方
Location を貼り付けて「解析」。URLパーツを分解して表示します(Location: 行/複数行貼り付け/ヘッダー全体貼り付けOK)。
注意(このツール)
- 相対URLは、実際にはベースURL(現在のURL)に依存して解決されます。
このページについて
何をするツール?
Location ヘッダーを分解し、スキーム/ホスト/パス/クエリを一覧表示します。
リダイレクトループ、https⇄httpの行き来、想定外のホスト遷移などの原因切り分けに役立ちます。
Location の基本
- Location はリダイレクト先を示すレスポンスヘッダーです。
- 絶対URLだけでなく、相対URLになることもあります。
- ステータスコード(301/302/307/308等)と合わせて解釈します。
構文(読み方)
- Location: https://example.com/login
- Location: /login
- Location: //example.com/login
用語(このページの前提)
- Absolute URL: scheme + host + path を含む完全なURL。
- Relative URL: ホストを含まない相対的なURL。
- Protocol-relative: //example.com のようにスキームを省略したURL。
なぜ役立つ?(リダイレクトの原因)
リダイレクト不具合は「どのURLに飛ばしているか」を分解すると原因が見えます。Location をパーツごとに確認できるのがポイントです。
- http→https のつもりが逆になっている
- Host が書き換わって別ドメインへ飛ぶ
- クエリが落ちている/二重付与される
例(よくあるパターン)
- https化のループ: http→https→http を繰り返す
- サブドメイン移動: app.example.com → example.com
- パス欠落: /login?next=... が /login になる
ステータスコードとLocationの関係
Location は 3xx と組み合わせて使われます。301/302/307/308 で意味が異なり、メソッドの扱い(GET/POSTの保持)も変わります。
- 301/302: 多くのクライアントがPOST→GETに変換することがある
- 307/308: メソッドを保持する(POSTのまま)
- https化は 301 だけでなく 308 を使う構成もある
よくある落とし穴
- 相対URLの解釈がサーバーとブラウザでズレる
- X-Forwarded-Proto/Host が原因で Location が変わる
- Location をURLエンコードし忘れる(クエリで壊れる)
確認のしかた(実測)
リダイレクトは実際のレスポンスで確認するのが確実です。curl でステータスと Location を同時に見ます(URLは置き換えてください)。
- curl -I https://example.com/ で Location を確認
- curl -I -L で最終到達点まで追跡(ループ検出に便利)
トラブル別チェックリスト
- https化ループ: Location の scheme が行き来していないか、X-Forwarded-Proto/Host の整合を確認
- 別ドメインへ飛ぶ: Host/Origin/Forwarded でホストの書き換えがないか確認
- クエリが落ちる: URL生成ロジックでのエンコード/結合ミスを疑う
切り分け手順(おすすめ)
- Response Headers Parser で Location を抽出
- このツールで URL を分解して差分を確認
- Host/Origin/Forwarded/X-Forwarded-Proto と整合を確認
関連ツール
- Host/Authority/Origin Inspect
- X-Forwarded-Proto Inspect
- Forwarded Inspect
- Response Headers Parser
このツールでできること
- Location をURL分解して表示
- 相対URL/プロトコル相対の判別
- ヘッダー全体から Location を抽出
注意(運用)
- 中継機器でヘッダーが書き換わることがあります。取得地点を揃えて比較してください。
- 最終判断はサーバーログと設定(信頼プロキシ、ルーティング)で確認してください。
参照仕様
- RFC 9110(HTTP Semantics)
- MDN: Location
FAQ
Location は必ず絶対URL?
相対URLやプロトコル相対(//)もあり得ます。クライアントが補完します。
リダイレクトループは何を見れば?
Location と scheme/host が行き来していないかを確認し、X-Forwarded-Proto/Host の整合も見ます。
参考リンク
次に見る(診断順)
site_map ルールに基づいて、次に確認すべきページを表示しています。
- Redirect Chain Inspect — リダイレクト連鎖を解析してループ/無駄遷移を確認
- HTTP Status Inspect — HTTPステータスコードを解析して対処方針を確認
同テーマの導線
リダイレクト
HTTPステータスと Location 連鎖から遷移不具合を切り分け
- HTTP Status Inspect — HTTPステータスコードを解析して対処方針を確認
- Redirect Chain Inspect — リダイレクト連鎖を解析してループ/無駄遷移を確認