Retry-After Inspect
Retry-After をブラウザ内で解析し、待機時間の解釈ミスを防ぎます。入力はサーバーへ送信しません。
状態
ブラウザ内で処理します。入力はサーバーへ送信しません。
使い方
Retry-After(必要なら Date も)を貼り付けて「解析」。型判定と待機量を表示します。
注意(このツール)
- 1行の値だけでも、ヘッダー行(Retry-After: / Date:)でも解析できます。
このページについて
何をするツール?
Retry-After の値を「delta-seconds(秒)」または「HTTP-date(日付)」として判定し、再試行までの待機量を可視化します。
Date ヘッダーも一緒に貼ると、HTTP-date 指定時に「あと何秒待つか」を計算できます。
使いどころ
- 429 Too Many Requests のレート制限応答を実装・検証するとき
- 503 Service Unavailable のメンテナンス時間を案内するとき
- クライアントSDKのバックオフ実装が仕様通りか確認したいとき
Retry-After の形式
- delta-seconds: `Retry-After: 120`(120秒待つ)
- HTTP-date: `Retry-After: Wed, 21 Oct 2015 07:28:00 GMT`(指定日時まで待つ)
単位混同(秒とミリ秒)や、サーバー時刻とのズレが運用トラブルの原因になりやすい点に注意してください。
診断フロー(推奨)
- レスポンスから Retry-After と Date を貼り付ける
- delta-seconds / HTTP-date の判定結果を確認する
- 残り待機秒と、クライアントの実装値(バックオフ)を照合する
よくある失敗
- 秒指定なのにミリ秒として扱ってしまう
- HTTP-date をローカルタイムとして誤解し、待機計算がずれる
- Retry-After を無視して過剰再試行し、さらにレート制限を悪化させる
このツールでできること
- Retry-After の型判定(秒 or 日時)
- Date 併用時の残り待機秒の計算
- 再試行設計向けの要約表示
注意(運用)
- 最終的な再試行ポリシーはサービス要件(SLA/UX)に合わせて決めてください。
- ネットワーク再送・指数バックオフ・ジッターを組み合わせると、ピーク時の集中を緩和できます。
参照仕様
- RFC 9110: Retry-After
- MDN: Retry-After
FAQ
429 と 503 のどちらでも使えますか?
使えます。429(レート制限)と503(一時的障害/メンテナンス)の両方で利用されます。
Date ヘッダーがない場合は?
HTTP-date の絶対時刻からの差分計算精度が下がるため、サーバー時刻基準での再試行制御は保守的に設計してください。
参考リンク
次に見る(診断順)
site_map ルールに基づいて、次に確認すべきページを表示しています。
- HTTP Status Inspect — HTTPステータスコードを解析して対処方針を確認
- Response Headers Parser — レスポンスヘッダーを構造化解析
- HTTP Header Parser — 生ヘッダーを構造化して一覧化
- Server-Timing Inspect — Server-Timing を分解して遅延指標を確認
- Cache-Control Inspect — Cache-Control ディレクティブを分解・解釈
- 429/503で再試行が止まらない時の診断手順 — Retry-After の秒/日時解釈とクライアント実装差を切り分け、過剰再試行を抑える
- Response Headers系ツールの使い分け — Retry-After / Server-Timing / Link / Content-Type / nosniff を症状別に切り分ける
- Content-Disposition Inspect — Content-Disposition を解析して添付名/方式を確認
同テーマの導線
レスポンスヘッダー診断
生ヘッダーから Retry-After / Server-Timing / Link / Content-Type を段階的に解析
- HTTP Header Parser — 生ヘッダーを構造化して一覧化
- Response Headers Parser — レスポンスヘッダーを構造化解析
- Set-Cookie Inspect — Set-Cookie 属性を解析して配布方針を確認
- Cookie Domain/Path Matcher — Domain/Path/Secure 条件でCookie送信可否を判定
- SameSite Cookie Simulator — SameSite と文脈からCookie送信可否をシミュレーション
- Set-Cookie Conflict Checker — 同名Cookie競合と上書きリスクを検出
- Cookie Size Checker — Cookie ヘッダーサイズを見積もり上限超過を点検
- Server-Timing Inspect — Server-Timing を分解して遅延指標を確認
- Link Header Inspect — Link ヘッダーを解析して rel/as/type を確認
- Content-Type Inspect — Content-Type を解析してMIME/charsetを確認
- X-Content-Type-Options Inspect — X-Content-Type-Options を解析して nosniff を確認
- HTTP Status Inspect — HTTPステータスコードを解析して対処方針を確認
Example
Retry-After: 120 Date: Tue, 04 Feb 2025 10:00:00 GMT
Retry-After: Wed, 21 Oct 2015 07:28:00 GMT