Server-Timing Inspect
Server-Timing の指標をブラウザ内で整理し、どのレイヤーが遅いかを短時間で把握します。入力はサーバーへ送信しません。
状態
ブラウザ内で処理します。入力はサーバーへ送信しません。
使い方
Server-Timing を貼り付けて「解析」。メトリクスごとの dur/desc を表示します。
注意(このツール)
- Server-Timing: のヘッダー行でも、値のみでも解析できます。
このページについて
何をするツール?
Server-Timing ヘッダーをメトリクス単位に分割し、`dur`(時間)や `desc`(説明)を読みやすく表示します。
複数メトリクスが並ぶ応答で、遅延要因の候補を短時間で特定する用途に向きます。
使いどころ
- API応答遅延時に、DB/APP/CDN どこで時間を使っているか確認したい
- Server-Timing の導入後に、値フォーマットが正しいか点検したい
- 性能改善前後で、個別メトリクスの変化を比較したい
構文の基本
- メトリクスはカンマ区切りで並びます。
- 各メトリクスは `name;dur=12.3;desc="db"` の形式で表現されます。
- `dur` は通常ミリ秒として扱われます。
診断フロー(推奨)
- レスポンスヘッダーから Server-Timing を貼り付ける
- 各メトリクスの dur を見て、上位2〜3件を重点調査する
- 該当レイヤー(DBクエリ、外部API、テンプレート描画)に掘り下げる
よくある失敗
- 同じ name のメトリクスを重複出力して比較しにくくなる
- dur 単位を混同(ms想定なのに秒で出力)
- 本番で詳細すぎる desc を返して内部情報を漏らす
このツールでできること
- メトリクス分解(name/dur/desc/parameters)
- dur 合計の簡易確認
- 解析結果のコピー
注意(運用)
- Server-Timing は観測値です。最終判断はAPM/トレースと合わせて行ってください。
- キャッシュヒット時はサーバー処理が短く見えるため、キャッシュ状態を分けて比較してください。
参照仕様
- W3C Server Timing
- MDN: Server-Timing
FAQ
dur の単位は必ず ms ですか?
一般にミリ秒として扱われます。実装側で単位を統一し、チームで解釈を固定してください。
どこまで細かく出すべき?
運用初期は粗く(DB/API/APP)始め、必要な箇所だけ詳細化すると管理しやすいです。
参考リンク
次に見る(診断順)
site_map ルールに基づいて、次に確認すべきページを表示しています。
- Response Headers Parser — レスポンスヘッダーを構造化解析
- Cache Response Analyzer — レスポンスヘッダーからキャッシュ可否を判定
- Content-Encoding Inspect — Content-Encoding を解析して実際の圧縮方式を確認
- Transfer-Encoding Inspect — Transfer-Encoding を解析して転送方式を確認
- Content-Length Inspect — Content-Length を解析してサイズ整合を確認
- HTTP Status Inspect — HTTPステータスコードを解析して対処方針を確認
- 429/503で再試行が止まらない時の診断手順 — Retry-After の秒/日時解釈とクライアント実装差を切り分け、過剰再試行を抑える
- Response Headers系ツールの使い分け — Retry-After / Server-Timing / Link / Content-Type / nosniff を症状別に切り分ける
同テーマの導線
レスポンスヘッダー診断
生ヘッダーから Retry-After / Server-Timing / Link / Content-Type を段階的に解析
- HTTP Header Parser — 生ヘッダーを構造化して一覧化
- Response Headers Parser — レスポンスヘッダーを構造化解析
- Set-Cookie Inspect — Set-Cookie 属性を解析して配布方針を確認
- Cookie Domain/Path Matcher — Domain/Path/Secure 条件でCookie送信可否を判定
- SameSite Cookie Simulator — SameSite と文脈からCookie送信可否をシミュレーション
- Set-Cookie Conflict Checker — 同名Cookie競合と上書きリスクを検出
- Cookie Size Checker — Cookie ヘッダーサイズを見積もり上限超過を点検
- Retry-After Inspect — Retry-After を解析して再試行待機を確認
- Link Header Inspect — Link ヘッダーを解析して rel/as/type を確認
- Content-Type Inspect — Content-Type を解析してMIME/charsetを確認
- X-Content-Type-Options Inspect — X-Content-Type-Options を解析して nosniff を確認
- HTTP Status Inspect — HTTPステータスコードを解析して対処方針を確認
Example
Server-Timing: db;dur=53.2;desc="db query", app;dur=12.1, edge;desc="cdn"